クレアートの「サンゴ製品」の目的

様々な展示会に立ってサンゴ製品を販売していると、「サンゴは嫌い」、「古くさい」、「服にあわせにくい」、「赤い色をつける年でない」といった、サンゴにあまり良くない印象を持たれているお客さまが多いように感じます。たしかに、帯留め、かんざしなど古くから愛用されてきた「和」の雰囲気や、お土産屋さんで売っている安っぽいさんごのイメージも重なって、現代的な宝飾品としての高級感を持ちにくいのかもしれません。

しかし、この海底の深くから採集される血の色のようなさんごの赤色を見ているとなんとも神秘的で吸い込まれるような雰囲気にさせてくれます。さらにじっと見つめているとなんだかエネルギーを感じ、心の底から(海の底から?)元気がでてくるような気もします。また、ピンク色のさんご製品を見ていると、しだいに心が優しくなり、いつのまにか顔が微笑んでくるのです。

また、サンゴの赤、ピンク、オレンジといった色は、女性にとって大変楽しくお洒落ができるワンポイントになります。赤い服は着ることのできない年輩の方も、例えば血赤色のさんごペンダントを付ければ、お顔だちがはっきりして、健康的で明るく、かつ女性らしい雰囲気が効果的に演出できます。また反対にピンク系の色であれば優しい雰囲気がだせるはずです。年輩の方だからこそ、「さんご 」なんだと、本当にいつも思います。
「古くさい」というのも逆をいえば、古代昔から多くの国や地域で女性の魔よけとして珍重され、愛用されてきたということでもあります。最近では英国王室アン王女がお産をする際に、母親のエリザベス女王が手にさんごを持たせた、という話も有名です。地球上の生命の源は海から生まれてきているというのも、海底深くで何百年もかけて成長してきたさんごを身につけるという事が、生命を生む女性のお守りとして使われる一つの理由でもあります。願いや思いを込めて、譲り受けていく・・・。

さんごの歴史は、人の人生の歴史そのものに例えることもできるのではないでしょうか。

女性にとってこんなに素晴らしいさんごなのに特に日本ではどうして「嫌い」という人が多いんだろう、宝飾の世界であまり地位が高くないのはどうしてでしょう?
実は、クレアートのさんごはこのような素朴な疑問から始まっておりまして、クレアートのさんごで一人でも多くの女性に楽しくお洒落をしていただいて、いつもニコニコ元気でいてもらうことを究極の製品目標にしています。

クレアートの「サンゴ製品」の特徴

モダンで使いやすいデザイン

  1. シンプルで使いやすく、飽きのこないデザインです。指輪、装身具などには大きめのさんごを中央に配置し、赤、ピンク、オレンジといったさんごの色で効果的にお洒落できるように作られています。
  2. K18やPTなどの地金も重すぎず、高級感が感じることのできる量をほどよく使用し、服の色とさんごの色がうまくマッチするように組み合わされています。
  3. さんごを芯立て接着することで、現代的なすっきりした製品に仕上がっています。また、裏には必ず地金の座を張って、さんごが直接肌に触れないようになっており、ツヤが無くなりにくい構造になっています。

品質の高い粗材と丁寧な仕上げ

  1. 色、ムラ、キズ、フなどにこだわって素材を選定し、入手の大変難しい品質の高い原木を使用しています。
  2. クレアートのさんごの仕上げは、他のさんご製品と違ってより時間をかけて丁寧に行ない、深い輝きのあるツヤをだしています。さんごの色が一層鮮明に見える仕上げとなっています。
  3. メレーダイヤもカットの大変いい、良く光る一級品を使用しており、さんごの色を引き立たせ、宝飾品としての高級感も演出しています。

お手入れとアフターフォロー

  1. さんごは、汗、ほこりなどを嫌いますので、使用した後はしまう前に宝飾用のお手入れ布なので表面を軽くふき取ってください。指輪などは付けたままの炊事や入浴はなるべく避けてください。
  2. 長く愛用すると丁寧に使用していても表面のツヤがなくなってきます。磨き直しをすれば元のツヤが戻りますので、どうぞお気軽にお店にお持ちください。

 

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